2014/01/08 Category : 生活 美容室ではなく「理容室」での散髪をおすすめする理由 New hair / @boetter いきなりだが、筆者は散髪が好きだ。髪の量が多い体質のため、散髪の後はとても軽くなった気持ちになり、自宅での洗髪時などは何とも言えない爽快感がある。 10代から20代半ばまでは美容室で髪を切ってもらっていたのだが、ある日から何かに導かれるように理容室(いわゆる床屋さんだ)に通うようになった。 今回は、筆者が散髪を美容室でなく理容室で行うことをお勧めする理由を紹介したい。 1. 予約が不要 日ごろ忙しい日々を送るビジネスパーソンにとって、1週間や2週間も先の週末に散髪の予約を入れるのはなかなか難しいし、何より非常に面倒くさい。 しかし、そんなことを考えて散髪を先延ばしにしてしまうと徐々に収拾がつかなくなり、ヘアワックス等でのセットも決まらなくなる一方となってしまう。 その点、理容室は飛び込みでの入店が基本である。混雑している場合は待合室で待つスタイルの店が多いため、「思い立ったら散髪」という行動を取ることが出来る。 仮に待つことになっても、大抵の場合「ゴルゴ13」か「こち亀」、もしくは「島耕作」が置いてあるので暇つぶし対策は完璧だ。 2. シェービングが標準サービス いわゆる「顔剃り」が標準のサービスであることは大きなメリットだ。 そもそも剃刀を使った業務は理容師の有資格者にのみ認められた行為のため、有資格者が勤務するエステサロン等の専門店に行かない限りは理容室以外でシェービングのサービスを受けることが出来ない。 シェービングをしてもらうことで普段自分では剃りきれていない髭を処理できる他、鼻や口、まぶたといった立体的な部分の産毛をしっかり剃ってもらえるため、毛穴に溜まった皮脂を取り除くことが出来る。 一時的なものと言ってしまえばそれまでだが、非常にリフレッシュした気持ちになれるため、筆者はこのシェービングのサービスを心から愛している。 元祖男性用エステと言っても過言ではない・・・ような気がする。 3. 経済的 最近では「10分1000円」などという謳い文句で格安の散髪サービスを提供している店舗が多いが、そもそも理容室は(1000円とまでは行かないが)かなり経済的な料金設定の店舗が多い。 当然高級店というものは存在するが、美容室と理容室のそれぞれで価格設定の中央値を調べれば理容室の方がお安い結果になるだろう。 (※ 美容室はパーマや染髪などの高額メニューの注文率が高いという理由もある) ここ最近筆者の通っている理容室もカット、シャンプー、シェービングで1,800円と非常にリーズナブルな料金設定だ。 男性の場合、経済的な美容室だったとしてもカット・シャンプーで3,000円前後が関の山ではないだろうか。 「コスパ」という指標が重要視されるようになってしばらくだが、まさに理容室のコスパは非常に高いと言える。 4. 意外とお洒落なカットをして貰える 意外と、という言葉遣いが微妙なニュアンスを醸し出しているが、世の男性(特に10代~30代)は幼少期に理容室で自分の意に反したカットをされた忌まわしい記憶が強く残っているのではないだろうか。 筆者も例外ではなく、妙に前髪だけ長めのスポーツ刈りや、持参したファッション誌の切り抜きとは程遠い髪型にされて落ち込んだトラウマがある。 しかし、近年は若い男性客を美容室に奪われている危機感からか、流行の髪形をしっかり抑えたカットを行ってもらえるところが多い。 特に若い理容師に担当して貰った時の満足度は特筆すべきものだ。 普段年配の客が多いからかもしれないが、たまに流行の髪形を要望されることが理容師自身のモチベーションを上げているのだろう。 こうなると価格に見合わないほどに細かく仕上げて貰えるのがとても嬉しい。 他にもシャンプーの指圧が強くて気持ち良いとか、日曜日に必ず競馬のラジオが流れているとか好きな理由は多々あるのだが、大きくは以上の理由から特に理容室での散髪を強くお勧めしたい。 ちなみに、パーマやカラーを含めた得にデザイン性の高い髪形を要求する場合は「美容」の領域になるため、素直に美容室に行く方が良いだろう。 あくまでも理容師は「髪を切って整える」ことに対してのプロフェッショナルだ。 尚、最後に断っておくが筆者の利害関係者に理容業界の人はいないので悪しからず。完全に個人の趣味である。 それと、可愛い女性と出会いたい場合はやはり美容室の方が良い。美容室は意外と出会いがあるところなのだが、それについてはまた別の機会に詳しく書きたいと思う。 PR